教えるにあたっての声と発するタイミング、また、知識量の重要性

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この間、教えている学生さんから聞いたのですが、「教科書読んでもわからなかったのに、先生に教えてもらうと理解できた」と言われました。

このようなコメントは、以前から聞いていましたし、自身も感じることがあるので、少々、考察してみました。

確かに、教科書を読んで理解しようとするには、結構なエネルギーが必要です。自主的に読み取ろうとして、さらに理解するには、考えたり、他の参考書なども援用しないといけません。

これは、ビデオ動画でも同じかもしれません。確かに、読むよりは楽ですが、必ずしも自分が欲している知識でない場合もありますし、質問ができなければ、そこに知識習得の限界があります。

ここから先の考察は、自分自身の経験なので、偏見があるかもしれません。教える時に重要なのは、学生の顔を見てタイミングよく話すことになります。これは、理解を促すのに効果的だと思われます。

ただ単に話すのではなく、間を開けたり、文字や絵を描いてみたり、話す速度に緩急をつけたりも効果的です。

実は、昔、しゃべることを全部、黒板に書いて、それを説明するように話したとき、学生が、あまり覚えていなかったり、理解できていなかったりしていました。

体系的に実験などはしなかったのですが、あまりに効果が違っていたので、それ以来、書いてから説明するのは止めて、書きながら、間を置きながら、説明することにしています。

さらに、教える人は、それなりの知識や経験がなければいけませんが、教えるというコミュニケーションは、単に文に書き出したり、それを読むことではないということでしょう。

もちろん、良い教え方、良い教師の基準などは、多岐にわたりますが、これから先は、単純作業的な教え方をしている教師は、人工知能などに置き換えられるでと思います。

さらに付け加えると、教えるだけを目的とした機関は、これから淘汰されていくかもしれませんね。

大人のための家庭教師

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