大人が満足!英語の「自動詞・他動詞」の極め方

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今日、たまたま、コマーシャルで、英語の自動詞と他動詞の覚え方を見かけました。

内容は、「~を、と目的語を取る動詞は他動詞で、そうではない動詞は自動詞、know は、~を知るだから他動詞、live は、~を住む、とは言わないから自動詞」でした。

たしかに、言う通り、基本的な区別はこのようにしても良いと思います。さらに付け加えると、「~に」とか「~へ」というのが付く場合、to や in をつけて表現する自動詞である場合が多いです。

例えば、上の例で言う、live ですが、日本語の例文では、「~に住む」なので、自動詞として、live in ~ という感じです。

まぁ、ここまでは、高校レベルと言ってもいいかもしれません。大人の皆さんには、もう少し突っ込んだところまで、お話しましょう。

まず、基本は、英語と日本語がすべて1対1で対応しているわけではないということです。英語の感覚に近づけていくのが先決なのですが、一朝一夕には身につかないので、例外などから少しづつ学んでいくことがおすすめです。

実は、上の例でも、know は他動詞だけでなく自動詞にもなりえます。例えば、know about ならば、「そのこと(人)について良く知っている」という感覚です。

ここで、やっかいなのは、「~について」というのに対応する about という前置詞です。

日本語では、重宝なフレーズなのでいろいろな動詞のあとにくっつけられますが、英語では当然、自動詞・他動詞によって使えるものと使えないものがあります。

例えば、「~について議論する」だと、ついつい、discuss about としてしまいがちですが、discuss は他動詞で、about は後につきません。この場合は「~を議論する」と覚えればよいでしょう。

次の例ですが、「~に影響を与える」という日本語の表現ですが、上で説明した、ルールで解釈すると、to などの前置詞が付きそうです。

しかし、それに対応する affect という動詞を使う場合、他動詞なので、to や in などの前置詞は取りません。

したがって、「私は彼に影響を与えた」は、「I affected him.」になります。この場合、「~を」を取るような表現でなくても他動詞になるケースです。

こういうのは、ある意味、日本語から考えると変かもしれないですが、英語は英語だから、という感覚で学ぶべきでしょうし、大人の英語として、他の人と差をつけられる部分だとも思います。

大人のための家庭教師

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