「70円で飛行機に乗る方法」だけではないこの情報

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高城剛氏の「70円で飛行機に乗る方法」を読んだ感想です。この本は、単純に安く航空券を買う方法を教えているノウハウ本ではありません。

むしろ、ここ数年のグローバリズムや規制緩和において、空の交通のビジネスモデルが、いかに変わってきたかを説明しています。

これからを見据えて、短期、かつ、長期のマーケットや消費者が何を求めているのかを考察して、いろいろな提案もなされています。

ここから見えてくるのは、日本では、お上から言われたことを忠実に、しかも早く創成するのは得意ですが、時代環境が変わっていることをあえて無視し、現状維持に膨大な力を注ごうとしていることです。

伝統を守ることは良い、と言わんばかりのものすごいエネルギーを発揮するのですが、現実には、既得権益にしがみついて、自分の時代さえ良ければ、あとは関係ない、という自己中心的な行動に見えます。

世界の流動性についていけない、というより、ついていき方を学んでいない、と言った方が良いでしょう。

高城氏は、グローバリズムにおいて個々人の行動力や今を知ることを強調しています。(昨今では、タックスヘイブンなど、個人のグローバル化が格差を生み、上手くやっているものとそうでない者との対立を深めるという新たな展開になってもいますが)

いずれにせよ、教育者の私からすれば、日本のように、「お上から与えられたテストにいかに多く正解するか」だけを目標にして人々を評価する社会の弊害も感じます。

また、ある国のように、知識は自己実現するためだけの手段でしかなく、お金だけが成功の評価基準にして、人類への精神的寄与などを無視するような教育では、まだまだ、考えていかないといけないことがあるようです。

Photo on Visualhunt

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